アトピー肌の人は、頑張って保湿ケアをしよう

肌を保湿する女性

レーザー脱毛、光脱毛などは、肌を物理的に傷つけない方式ですから、表皮がもろくなっているアトピー肌の方でも比較的安全に受けることができます。でも、気をつけなければいけないこともあります。それは「乾燥」です。

 

これらの方式はムダ毛処理の際に皮膚の内部に高熱が発生します。熱で皮膚の水分が蒸発し、そのあと皮膚を冷却するためにさらに水分が蒸発しますから、1回の施術でかなり大量の水分が肌から失われることになります。

 

もともと水分量が少なく、かつ、表皮が薄くもろいために水分を閉じ込めるバリア機能が弱いというのがアトピー肌の性質ですから、脱毛による乾燥でかゆみが出たり、肌の状態が悪化したりすることがあるのです。保湿剤を使って肌を保護しましょう。

 

①天然オイル系 肌の表面に油膜を作って水分が蒸発しないようにするのがオイルの機能です。添加物が少ないため肌に合わないということも少なく、安心して使えます。

 

さらさらした液状のタイプ(アルガンオイルなど)と固形のタイプ(ワセリンなど)がありますが、保湿力を重視するならば固形、べたつきがいやならば液状と使い分けるとよいでしょう。

②クリーム系 肌に浸透して内部で水分をキープするように工夫されています。さまざまな保湿成分が使われていますが、セラミドは肌がもともと持っている保湿成分ですから、なじみがよくトラブルも少ないと思います。

 

アトピー用クリームには尿素配合のものが多いですが、尿素は刺激が強すぎて肌にしみたり、かゆみを誘発したりすることも多いため、避けた方が無難です。

 

クリームはオイルのようにべたつき、ぬるつきもなく使用感がよいのですが、添加物がどうしても多くなるので、肌に合わないと症状が悪化するリスクがあります。乾燥肌が改善しない、かえって悪化したという場合はクリームの銘柄を変えたり、天然オイルを使ったりして対策してください。

③水分補給 保湿剤の話ではないのですが、口から水分を摂ることは意外に重要です。体の中ではさまざまな代謝に水分が消費されていますが、体全体の水分量が不足すると、生命維持に直結しない皮膚への補給はあとまわしになってしまいます。意識して多めに水分を摂るようにしてください。

 

アトピー肌のトラブルは厄介ですが、保湿がしっかりできていればそれだけで症状はかなり緩和されます。頑張って保湿ケアをしてください。